ストレスやこころの不調が身体の症状として現れる仕組みについて簡単に分かりやすくご説明いたします

こころの不調が身体の不調として現れる仕組み

こころの不調が身体の不調として現れる仕組みを一言で表現すると、「自分では意識しにくい、こころにため込んだストレスを、身体の症状として意識しやすくするという、生まれ持った脳の機能」と言えるかと思います。言い換えると、「健康状態の危険を自分に気づかせるための自動装置という脳機能の一つ」とも言えるかと思います。

 

つまり、ストレスをため込むとこころに不調をきたすのですが、こころの不調は自分では気づきにくく、さらに負担をかけてしまいがちなので、「早く気づいて対処しましょうね」という、自分の脳から自分の意識内へのメッセージであるとイメージしていただくと分かりやすいかと思います。(脳と意識内については意識と無意識の説明項目参照)

 

こころの不調が身体の不調として現れる事は、誰もが生まれ持った(極一部の例外はありますが割愛)脳の働きによるものであり、とても自然で当たり前の事だという事です。
頭痛や腹痛等の身体の不調全てがこころの不調による物という事ではありませんが、身体の不調が現れた時、特に原因として思い当たることがない場合は、一度こころの不調やストレスに目を向けてみると、何かしらの気づきに繋がるかもしれませんよ。
(心身の不調とストレスについては、簡単で分かりやすい ストレスマネジメント参照)

 

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